体験アロマセラピーで癒す

アロマセラピーの歴史>
その起源は約4,000年前の古代インドにたどりつくと言われています。
インドは古来より世界の代表的な香料の生産地であっただけでなく、人々の暮らしに香文化が浸透しています。

人類が香料というものを発見し生活の中に取り入れるようになったのはパミール高原に住むヒンズー族が最初だったと言われています。

インドでは暑さにより発生する生活の中でのさまざまなにおいを防ぐために香を焚く習慣が広まり、香りがする粉や香膏を体に塗る習慣も古くからあるようです。

最近のアロマセラピーでは「サンダルウッド」の名前で知られる白檀(びゃくだん)も、原産地であるインドネシアからインドに古くから移植栽培され、紀元前5世紀ごろから香木として使用されていたようです。ちなみに「サンダル」の語源はデカン高原での現地語だそうです。

また中国では丁子(ちょうじ)と呼ばれる「クローブ」の香りも紀元前200年に書かれたインドの叙事詩『ラーマーヤナ』に記載されており、当時のヒンズー医術で口腔清涼剤、胃腸薬として内科や外科の処方薬に使われていたようです。

インドの伝統的な医療法であり東洋医学の「元祖」ともいうべきアーユルヴェーダでは香りを活用したマッサージ療法が行われ、香木の浸出油を用いたアビャンガと呼ばれる経穴(ツボ)マッサージは、体の構成要素である3つのドーシャ(風・火・水)を調整し発汗を促して体内の毒素を排出する効果があると言われ、
現代のアロマセラピーにもつながる手法です。

アーユルヴェーダではいろいろな生活術や養生法が説かれており人間の五感(嗅覚・視覚・聴覚・触覚・味覚)をとぎすますと、第六感(勘)が働くようになると考えられています。
五感の中でも特に嗅覚が重要であると考え、香りを嗅いだり体に塗ったり香草や花を身につけることで、心や体の疲れをしずめ、肌や容貌の輝きを増し、体力や性欲を高め、長寿を促し、心を新鮮に保ち、活力をあふれさせ、幸運を呼ぶと説いています。

こうした香りの持つ精神浄化作用は仏教文化にも取り入れられ、仏の前で「焼香」を焚くといった形で用途が広がり、その文化は現代日本にも受け継がれています。

こうしてインドを起源とする香りの文化は、西方へ伝来されて「香油」や「香水」として発展し、東方へ伝来されて「香木」や「線香」等として発展していきました。

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